VOL.21「すくすく」~歯科衛生士さんから<お口育て>~
初めまして!お口育てlabo代表 中島 加奈(フリーランス歯科衛生士)と申します。
このコラムでは、私が3児のママとして、また小児歯科勤務の経験を元に
パパ、ママにお子様にお口育ての方法をお伝えします。
『笑って!楽しく♪ラクに!おうちで出来るお口育て』
をみなさんに知って少しでも気持ちが楽になり、子育てが楽しいな♪と感じてもらえたら嬉しいです。
〜 笑顔で!楽しく♪ラクに! おうちで出来るお口育てEpisode1 〜
〜赤ちゃんは泣くのが仕事?!〜
私は3児のママです。第1子を出産した15年前は「赤ちゃんは泣くのが仕事」と周りの大人にも言われ自身もそう信じていました。(そうじゃないとやってられない時もあった!笑)
でも今は、赤ちゃんは「笑顔」だと考えるようになりました。
赤ちゃんが泣いている時は、「誰か〜!気づいてよ〜」と
“何らかの不快“を感じて、発信しているサインです。
私たち大人が、不快に感じたとして、話すこと・自らの意志で不快を取り除くことができなかったらどうしますか?
そりゃ大人の私でも泣きますよ・・・
そして、ここからが本題です。
実はこの赤ちゃんが泣く!ということが、お口の成長につながる可能性もあります。
お口の成長は、むし歯・歯並び・噛み合わせに影響するだけでなく、日常生活(食べる、寝る、遊ぶ)にも影響があります。
びっくりですよね!
歯並びや噛み合わせが悪くなる原因のほとんどは生活習慣の中に隠れていると言われています。(※諸説あります)
その影響のある生活習慣は、個人差はありますがおおよそ3歳ごろまでに身につき、周りの大人がその子の基本的な生活習慣の基礎を作ります。
歯並びや噛み合わせが悪くなると言われている原因の一つが「お口が開いている生活習慣」です。
人は、唇を閉じ、舌は上あごに軽く触れ、鼻で呼吸をします。
今、みなさんのお口や舌は どのような状態ですか?
近年、さまざまな理由からお口を閉じられない、舌が上あごに触れていない、お口で呼吸をしているお子さんが多いように感じます。
このような状態になると、
・舌が使えず、哺乳・離乳食などが進まない
・歯がガタガタに生えてくる
・上下の噛み合わせが逆(噛んだ状態の時に、下の歯が外)になる など…
お口が開いている生活習慣=お口のお困りごとが起こりやすくなります。
そして、その生活習慣は赤ちゃんが生活の中で不快(泣く)に感じていることが多いようです。
多くの情報を簡単に得やすい今、得た情報が我が子に適しているかどうかの見極めが大切です。
「少し気になるなー」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください( ´∀`)
その“泣く→笑う”へ(不快さを解決)変えることできたら、お母さんも赤ちゃんもその周りの家族も自然と笑顔になれるかな♪
お口育てlabo代表 中島 加奈さんからの
(米粉ナチュラルおやつアドバイザー・フリーランス歯科衛生士)
連絡先:https://www.instagram.com/blackana.kana/
一般歯科、小児・矯正歯科への勤務を約15年経験し、ママ歯科衛生士として赤ちゃん歯科にたどり着きました。人が生きていくためには、「心もカラダも個々にとって心地よい状態であること」が大切だと考えています。
赤ちゃんや子どもたちは様々なことを自分で選ぶことができません。大人でも、情報が多く知り得た情報の中から何を選ぶべきか悩みます・・・
お母さんも子どもも、家族の誰かが「やらなきゃ!」って頑張りすぎない、無理をしないことで自然と続けられるような方法・手段を選択できる環境を作りたい!
そんな私の選ぶ基準は、「正しい・間違い、良い・悪い」ではなく、「我が子と家族に合っている」ことです。
【お口育てlaboでは】
◆お口(むし歯、歯並び、離乳食メイン)のお話や個別訪問
◆米粉を使った(小麦・卵・乳製品・白砂糖不使用)簡単なおやつの教室
を開催しています。
情報に惑わされず“我が子に合った選択”ができるように!様々な情報を共有し、頑張りすぎない笑顔でできるお口育てをお口だけでなくカラダや心もサポートします。