VOL.9 「ぱくぱく」季節の野菜を使った幼児食~小松菜を食べてカルシウムを摂ろう!~レシピ①
【冬場が旬な小松菜】
小松菜の旬は12月から2月です。
この時期の葉は肉厚で茎も太くなりうまみが増してより一層おいしくなります。
100gあたりでみてみると小松菜は170mg、普通牛乳には110mgのカルシウム量が含まれているんです。
その他にもビタミンA、ビタミンC、鉄分、カリウムなど栄養に富んだ緑黄色野菜です。
【成長期にかかせないカルシウム】
カルシウムといえば成長期に必要不可欠な栄養素のひとつです。
1日のカルシウム推奨量は1歳~2歳の子どもでは男児450mg、女児400mgとされています。
3歳~6歳では男児600mg、女児550mgです。(日本人の食事摂取基準2020年版より)
子どもは1日1〜2回おやつを食べる際牛乳を飲む機会がありますが、それだけでは目標とされている1日の摂取量に届きません。
そのため食事やおやつで乳製品以外の食材からも積極的に補っていく必要があります。
そこで活用して欲しいのが小松菜です!
小松菜は味にクセもないため様々な料理にちょい足ししやすくて便利です!
【簡単で時短!冷凍小松菜】
今回紹介するのは
カットした"冷凍小松菜"です。
下茹でも不要で冷凍保存も簡単です。
⇓⇓⇓ 簡単保存方法はこちら!
*スーパーで買ってきた小松菜1袋分(約200g)をよく水洗いし、
1.5〜2cm角に切ります。
キッチンペーパーで水気をふきとり保存袋に入れて、
冷凍庫に入れておけば完成です。
この冷凍小松菜を活用すると、忙しい時でも汁物や煮物、炒め物へパッと入れるだけで栄養も色味もプラスされてオススメです!
【カルシウムと相性がいい食材】
カルシウムが豊富な小松菜ですが牛乳に比べると吸収力が低いのが欠点です。
そこで一緒に食べる他の食材との組み合わせで体への吸収力をアップすることができます。
カルシウムの吸収の手助けをしてくれる
ビタミンD(きのこ、ツナ、魚など)やマグネシウム(海藻類、ごま、木綿豆腐など)、ビタミンK(海藻類、納豆など)を含む食材と一緒に食べると
カルシウムの吸収力がアップされます。
そんなカルシウムがアップする料理を子ども達にも食べてもらいたいですよね。
今回は簡単に作れてカルシウムもしっかりとれるレシピを紹介します。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
《小松菜1袋使い切り!カルシウムupおすすめレシピ①》
~忙しい時のあと一品に!包丁いらず簡単小松菜の和え物〜
小松菜(カルシウム)×わかめ・ごま(ビタミンK・マグネシウム)
<材料 約4人分> 〈カルシウム量1人あたり約80mg〉
✩冷凍小松菜 目安1/4量(100g)
もやし 1袋
乾燥わかめ 大さじ1
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
ごま 大さじ1
かつお節 1パック(約4g)
<作り方>
①乾燥わかめは戻してキッチンバサミで食べやすい大きさにカットしておく。
②レンジ600Wで①ともやしは3分程度、冷凍小松菜は2分半程度それぞれ加熱し水で冷まして絞る。
③①と②をボウルで合わせて調味料、ごま、かつお節と混ぜたら完成。
※冷凍小松菜は自然解凍でも和え物として使用できますが、小さい子どもは抵抗力が低いためレンジ等で加熱するようにしましょう。
【まとめ】
小松菜はカルシウムを含む栄養に優れていて様々な料理に合う万能な野菜です。
そんな小松菜を普段の献立の中に取り入れて是非カルシウムアップしてみてください!
レシピ②もお楽しみに♪