VOL.6 「すくすく」~現役ベテラン保育士のドタバタ育児*ちひろさんの場合「今だから言えること」~

ご出産おめでとうございます。

10ヶ月の妊娠期間を経てやっと逢えた我が子に喜びもひとしおだと思います。
そしてこれから始まる子育てに期待感やワクワク、心配や不安など色々な気持ちがあることと思います。
よく「子育ては自分育て」と言われますが、私の子育て生活はそろそろ25年になりますが、
本当にその通りだと実感しています。

ここから保育士でありながらも、3人の男の子の子育てに迷い悩み奮闘して来たストーリーの
最初の頃の事を少し書かせて頂きますね。


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長男が産まれた頃のこと。
妊娠中は切迫早産に始まり、妊娠6ヶ月目には張りが酷くて入院。絶対安静。
早く会いたくて、抱きたくて、やっと逢えた我が子は旦那さんにそっくりでした(笑)
15時間以上かかったお産のしんどさも吹っ飛ぶぐらい、やっと逢えたことの喜びが大きかったです。


退院していざ育児が始まると、あまりお乳を飲まないし、飲んでると溺れそうになるし、
搾乳も下手だしで、、乳腺炎を起こし3日も40度の熱を出し、出産よりも痛いマッサージに通う羽目に。

でも息子はそれはそれは可愛くて、ほとんど変化のない寝顔ばかりの写真や動画が増えていく一方でした。
当時、集合住宅に住み周りに同じぐらいの赤ちゃんが何人か居てよく集まって居ましたが、その子達を見ても、やっぱりうちの子が一番可愛いし、寝返りも1番に出来るようになって、さすが私の子~なんて思ってました。


でもそのうちにやって来ました!
最初の悩み!
寝ない!
やっと寝たと思ってもちょっとした物音で起きてしまって泣く。そして夜泣きも、、。
夜中に何度ドライブに出たことか。車に乗るとあっという間に寝るのに、帰って来るとパチッと目が開く!噓でしょ~の繰り返し。

友達に聞くと掃除機かけても寝てるよ~って言うのに、うちの子はティッシュをとっても起きちゃう始末。

いくら個人差があるといっても酷いって思いながら、私も寝不足で泣く我が子にイライラしたり、家の事も出来ずに落ち込んだり。

でも何とかしなくちゃと、出来るだけ外に連れて出て刺激をあたえたり、お昼寝もギリギリまでさせないようにしたり、しっかり一緒に遊んだり工夫をしました。


<<今思えば、これが自分育ての始まりでした。>>

自分のしたい事を我慢しなくちゃいけないし、泣いたり怒ったり旦那さんに当たったり、、
でも息子の可愛い顔を見ると頑張ろう!と思えたり。

そうやって我が子に親として育ててもらっていたのだなと思います。


 

でも、例え睡眠時間が少なくても、食べる量が少なくても、他の子と比べて成長が少しぐらい遅くても大丈夫な事がほとんどです。

次男、三男が産まれてから、その個人差に驚きました。
「子育ては自分育て」少々の事は大丈夫って思ってゆっくり その子のペースに合わせて楽しんで下さいね。

次男、三男も産まれからのガチのドタバタ育児、長男に発達障害があると分かる前と後の子育ての変化などなど、
まだまだネタは山のようにあります(笑)

もし聞きたい方がおられましたら、子育てガーデンまでご連絡下さいね。
*ちひろさん
              今も現役バリバリの保育士さんです。(岡山県北在住です!)
              3人の男の子を育てられてた経験を持つお母さん。
              長男の発達障害が分かる前とわかった後の子育てなど、
              今だからわかるリアルな体験談を続編として掲載予定です!